こんにちは、いいのラボのみきおー(@real.staba)です。
体のことを考えて、最近はカフェインを気にするようになりました。
「ノンカフェイン」や「カフェインレス」と呼び方が違ったり、最近では「デカフェ」と呼ばれるモノもあって、どう違うのかわからない。
私も「デカフェ」って何?!と思ってました。
今回は、それぞれの違いについてしっかり理解できるようお話します!
カフェインレスやノンカフェインについて調べるのも大変だし、意外と知らないカフェインたっぷりの飲み物もたくさんあります。
このページでは、カフェインレス・ノンカフェイン・デカフェのちがいについてもご紹介しています。
美味しいドリンクを楽しみながら、体にも負担のないよう、正しく選ぶことのできる知識をお届けします。
カフェインって何?
コーヒーや、お茶・ココア、コーラなどの食品にも多く含まれ、カカオを原材料として使うチョコレートにも含まれています。
カフェインの効能としては、眠気覚ましなどの興奮作用や尿の排出を促す利尿作用などが広く知られています。
カフェインには中枢神経を興奮させる生理活性があるため、人体への生理作用を考える研究は非常に多く行われてきた。
引用:RADIOSOTOPES Vol.50, No.8 -植物のカフェイン生合成
コーヒーを飲むと頭が冴える感じがするのは、カフェインの効果だったんだね!
「中枢神経を興奮させる」とあるように、体に・・・ではなく脳に直接的に作用しているんですね!
カフェインは経口摂取後に速やかに大部分が吸収され血中へ移行し、吸収されたカフェインは血液−脳関門、胎盤関門、血液−睾丸関門、乳腺関門を容易に通過する。
カフェインの主な作用として、中枢神経系における興奮作用が知られており、個人差はあるものの、カフェイン含有飲料は眠気の解消や疲労感の軽減などの効果を示すと考えられている。
引用:化学と生物 日本農芸化学会 「デカフェ」と「飲料としての品質」は両立できるのか?
すぐに吸収される興奮作用のある成分・・・
脳や胎盤にはすぐに吸収されるみたいだから、妊娠を予定している人は容量に気をつけたいですね!
カフェインレスとは
カフェイン含有量が少ないもの
カフェインが含まれていないというわけではありません。若干でもカフェインが含まれている可能性があり、もともとカフェインが「少ない」ものという意味もあります。
カフェインレスコーヒーの場合、コーヒー豆からカフェインの含有量がどれだけ除去されているのでしょうか?
日本ではカフェインを90%以上取り除いたコーヒー飲料・レギュラーコーヒー・インスタントコーヒーにのみ、表記記載が許されています。(全国公正取引協議会連合会が定めた規約)
これはコーヒーだけの取り決めで、緑茶や紅茶には、厳密な除去率の定めはありません。
カフェインレスコーヒーの場合はカフェインの含有率が0.1%以下に抑えられたものを指します。
ノンカフェインとカフェインレスの違い
ノンカフェインとは、もともとカフェインが全く含まれていないものを指しています。
カフェインレスとは、どう違うの?
カフェインの含まれるものから除去したわけではないので、カフェイン含有量が0%ということです。
アレルギーがある方や、カフェインを全くとりたくない!という場合にはノンカフェインを選ぶといいかもしれませんね。
「デカフェ」と「カフェインレス」は同じ?
カフェインを含む飲料や食物からカフェインを取り除いたもので、意味はほぼ同じです。
カフェインレスはもともと含有量の少ないもの、デカフェは本来のカフェイン含有量から90%以上除去したもの、という見解もありますが、内容としてはカフェインが0.1%〜10%未満まで除去さている飲料・食物を指します。
覚えておきたいのは、
カフェインレスもデカフェも「カフェイン0」ではないということ。
少ない量でも、何度も口にすればカフェインの摂取量は増えてしまいます!
気が付かないうちに1日のカフェイン摂取がすごいことになってた!という声も聞きますので、ぜひ覚えておきたいですね。
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